こんにちは!artericcoスタッフの やの です。
今回はとってもおいしいオリーブオイルをみなさんに紹介したいと思います。
それは「MORELLANA(モレジャーナ)」という本場・スペイン産のオリーブオイル。
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自費で購入して手にしたときは、「ついにきた~!!」と思いました。
なぜかというと、以前に一度口にすることができたのですが、フルーティなオリーブの香りがたまらなかったのです。
このおいしいオリーブオイルをまた味わうことができる!
(どうやって食べようかな、何にかけたらおいしいだろう?♪)と心が踊っていました(笑)
この「MORELLANA(モレジャーナ)」の良さ、そしてそもそもオリーブオイルの基礎知識、本場であるスペイン産オリーブオイルの魅力などについてご紹介いたします!
MORELLANA(モレジャーナ)商品ページはこちら↓
https://artericco.jp/products/artericco-morellana-picuda-100ml
販売代理店の方に講師になっていただいた勉強会で教わったこともシェアできればと思います。
勉強会はさておき、「モレジャーナ」のオリーブオイルの魅力が早く知りたい人はこちらのリンクから先にお進みください→ 本場スペインのオリーブオイル「MORELLANA(モレジャーナ)」の魅力
オリーブオイル講座!
このオリーブオイルのおいしさを知ることができた機会というのが、社内で開催したオリーブオイル勉強会でした。販売代理店の加藤様を講師としてお招きして、当社のスタッフが参加しました。
そのときの様子をインスタグラムで投稿したのがこちら↓です。
https://www.instagram.com/p/CnlM3JOvbKe/
勉強会では、オリーブオイルについてたくさんの知識を得ることができました。参加者はみんな興味津々でした。
そしてそのあとはテイスティングです。オリーブオイルの「テイスティング」というのも初めての体験でした。私にとっては忘れられない体験になりました。
前置きが長くなりましたが、勉強会で教えていただいたことをかいつまんで紹介していきます。
知られざるオリーブオイルの世界へ♪
日本はオリーブオイル”発展途上国”?
勉強会の前、私自身はオリーブオイルのことはあまり多くは知りませんでした。
そもそも日本ではオリーブオイルについて「世界的な基準」がまだまだ認知されていないのだそうです。
これは「国際オリーブ協議会」に日本は参加していないのが背景です。
国際オリーブ協議会では、オリーブオイルの分類やグレードが厳格に細かく決められています。 (細かくは後述します)
しかし、日本の食品基準となるJASでは「オリーブ油」と「精製オリーブ油」の2分類と大雑把です。
その結果、「精製オリーブ油」にあたる、エクストラバージンオイルで質の優劣の差が大きく、良いオリーブオイルの判断が難しいのだそうです。
私も初心者ではあるのですが、ぜひ多くの方に本物のオリーブオイルの知識からおいしさを知ってほしいと思ったので、許可をいただいて教わったことをシェアしたいと思います。。
オリーブオイル分類・グレード
オリーブオイルをもう少し詳しく、国際オリーブ協議会が定める分類やグレードをみていきましょう。
大きく分けると2つあり、①機械的処理のみで抽出したもの、②化学処理や加熱処理をして精製されたものがあります。
①ヴァージンオイル/エキストラヴァージンオイル等....機械的処理のみで抽出したもの
機械的処理とは、実をつぶしたり、かき混ぜたり、遠心分離で油を分離させたりすることで
す。
これらのオイルは、収穫したオリーブの実を粉砕してジュースを絞りとり、遠心分離機で水分と油分を分離させることでオイルを取り出しています。
溶剤の使用や加熱処理を行ないません。
グレードに関しては、酸度について規定されています。酸度は少ないほうがよく、0.8%以下を「エキストラヴァージンオイル」といい、それ以上で2.0%以下を「ヴァージンオイル」と分類されています。
これに加え、最高峰の「エキストラヴァージンオイル」と名乗るには専門のオリーブオイル鑑定士の官能検査で認定される必要があります。
酸度2.0%以上はオリーブオイルと名乗るのを禁止され、「ランパンテ」といい、食用には適さないので工業用で利用されます。語源はランプ油からです。
②精製オリーブオイル/ピュアオリーブオイル等...化学処理や加熱処理をして精製されたもの
「精製オリーブオイル」とはヴァージンオイルやランパンテを脱臭、脱色、脱酸処理をして、酸度0.3%以下としたオイルです。
「ピュアオリーブオイル」とは精製オリーブオイルにヴァージンオイルを加えたもので、酸度1.0%以下です。
さらに「ポマスオイル」という分類があり、搾ったかすにさらに有機溶剤を使用してさらに搾ったもので石鹸として使用されることがあります。
これを聞いて、参加スタッフ何人かが驚きました。
「ピュアオリーブオイルってピュアじゃなくない?」
「ピュア」とは純粋という意味ですが、「ハートがピュアだ」のように何も手を加えられていなくて純粋な、というイメージを抱いてしまいがちです。
ところが、このオリーブオイルの「ピュア」は成分的に純粋という意味で、化学処理や加工をして不純物を取り除いて純粋になった、という意味合いです。
思い込みではなく、正しい知識を得られて良かったと思いました。
テイスティング
勉強会でひと通りオリーブオイルについて学んだあとは、いよいよ「テイスティング」です。
目の前にはカラフルな小さなカップが4つ用意されています。
それぞれ別の銘柄のオリーブオイルが注がれていて、ひとつずつ注意深く味や香りをみていきます。
テイスティングの方法についても教えていただきました。
まずは香りをかぐ
↓
少量を口に含み全体にいきわたらせる
↓
唇を少し開け空気を吸い込んで鼻のほうに吐き出すことで香りを確かめる
↓
ゆっくりと飲み込むことで喉ごしを確認する
オリーブオイルは、口の中にいきわたらせたときにほどよい苦味を感じ、飲み込むときには喉の奥で辛味を感じます。
味わったら、今度は用紙に評価を記していきます。フルーティさ、苦味、辛味を感じた通りそれぞれ10段階で評価します。
まずは一つ目。香りをかいだ時点で、参加スタッフ一同、衝撃をうけたはず。(知ってるオリーブオイルと全然違う。。!!)今まで知っているオリーブオイルと香りの強さが全然違うのです。
1つ目2つ目3つ目とテイスティングをしていきました。どれもとてもいい香りがして、それぞれ香りや苦味、辛味の強さが微妙に違いました。最後4番目は、まろやかな感じはしましたが、香りはかなり少なめ。
答え合わせをしてみると、1~3番目はエキストラヴァージンオイルでしたが、最後4番目は一般的なスーパーマーケットで販売されているオリーブオイルということでした。
講師の加藤さん曰く、質のいいエキストラヴァージンオイルは、さらさらでベタベタした油っぽさがないとのことでした。
これらのエキストラヴァージンオイルは、フルーティで刈りたての葉のようなグリーンな とてもよい香りがします。香りの種類をもっと具体的にいうと、トマトのヘタの香りに似ていると言われるそうです。トマトのヘタだとおいしさが伝わらないかもしれないという心配があるのですが、確かにトマトのヘタの青臭さをおいしくした感じです。伝わらないかもしれないので、ぜひ試してください!(笑)
本場スペインのオリーブオイル「MORELLANA(モレジャーナ)」の魅力
飛ばして来ていただいた方も、これまでの説明を読んでいただいた方にも、
「MORELLANA(モレジャーナ)」のオリーブオイルの魅力を伝えて参ります。
魅力1:本場スペインの、自然に育まれたオリーブオイル
世界のオリーブオイル生産量第一位はスペインで、シェアはおよそ30%です。他主要産地も地中海沿岸に集中しており、実に世界の生産量の75%を占めています。
artericcoで扱っている「MORELLANA(モレジャーナ)」のオリーブオイルも本場・スペイン産です。
作っている会社は、スセソーレス・デ・エルマーノス・ロペス(Sucesores de Hermanos Lopez)といいます。1918年創業、なんと100年以上の歴史をもつ会社です。
スセソーレス・デ・エルマーノス・ロペス社は、自社の所有する山でオリーブの木々を栽培し収穫しています。
長い経験やノウハウを活かして最高峰のオリーブオイルを生産しています。
オリーブの実は、10月から11月の最適な時期のみに収穫されます。新鮮さが命、スピードが勝負で、収穫から工場での処理が4時間以内に完了するといいます。
伝統的で、かつ最適な作り方がされているのですね。
魅力2:オイルの劣化を防ぐ工夫
オリーブオイルも含めたオイルは、空気中の酸素と結びつく「酸化」により劣化してしまいます。
当店で扱っている「MORELLANA(モレジャーナ)」は酸化しないように様々な工夫がなされています。
酸化の原因は、熱、光、空気の3つと言われていて、これらを避ける工夫がされているのです。
まず熱については、空輸することで低温で短時間で輸送することができています。
通常は船による海上輸送なのですが、航路の関係で熱帯地域を通過するため、高温にさらされてしまうのだそうです。
光については、容器が透明のガラスではなく不透明の遮光瓶となっています。
よく見かけるオリーブオイルの瓶は、黄緑色や茶色で半透明の瓶が多いかと思いのですが、酸化しやすいものだったのですね。
ちなみに「MORELLANA」は光を通さない白地におしゃれな絵柄があります。
そして空気による酸化を防ぐため、瓶には窒素が充填されています。
開栓されるぎりぎりまで、参加しにくい工夫がされているのです
このような工夫をすることで、収穫したてのフルーティな香りや鮮度を保っています。
おいしい食べ方
話が前後しますが、テイスティングのときは、正しい方法でテイスティングしたあと、フランスパン、プチトマト、チーズとオリーブオイルをいっしょに味わいました。
オリーブオイルの香りがよいので、シンプルにかけてあわせるだけ。
それなのに、とにかく何とあわせてもおいしかったです。
他にも、サラダのドレッシングのようにかけたり、お好みで岩塩など塩味を加えたりしてもおいしいです。
各スタッフ、何と合わせたらおいしいか、いろいろなものに挑戦しているようです。
いずれにしても生食が向いています。
また、おいしいレシピを見つけてぜひこのブログでご紹介できたら、と思っています。
まとめ
日本ではまだまだ認知されているとはいえない、本場のオリーブオイルについて紹介してきました。
オリーブオイルのことをもっと知り、ぜひおいしさを体感してほしいと思います。
少なくとも私自身のいままでのオリーブオイルの常識をくつがえした、MORELLANA(モレジャーナ)をぜひお試しください。
https://artericco.jp/products/artericco-morellana-picuda-100ml
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